2011年03月29日

かやさんのご紹介

DSC_0185.JPGDSC_0184.jpgはじめまして、善積さんが適当に紹介しすぎたやつです中野です。
でも適当な女なので大丈夫です。
O型蟹座です。



こういう適当なやつに人様の紹介ができるのか、と。がんばります。










今日ご紹介するのはジエン社のマスコットガール・萱怜子さん!





萱さんは私が紹介しなくてもみなさまの方がよくご存知だと思いますので、萱ファンのための萱ファンによるディープな萱世界へ、、つれていけたらなぁ。









私の印象、萱さんに初めてお会いしたとき、よ、よ、幼女!!ハ、ハ、ハーフ??と思ったくらいの天使っぷり。





エンジェル萱の性質は、さみしがりやでかまってちゃんでたまに悪態をつく、逆に悪態をつかれるとシュンとなってしまう、かわいこちゃんです。エンジェルですね。





そんな萱さんの人生で一番恥ずかしかったことは、小6のバレンタインデー、チョコレートを好きな男の子に渡した瞬間雪が降ってきて、こんなドラマチック恥ずかしい!と思ったらしいです。



かわいいですね。
私が聞きたかった恥ずかしさはそういうのじゃない、本当にそんなんじゃないと思ったのですが、かわいいので良しとします。








萱さんの好きな男性のタイプは猫科です。
猫より大きいもの、ユキヒョウとかトラとかそういうものです。




萱さんは甘いお酒が好きですが、あまり飲めません。



萱さんの得意技はハウルの動く城の黒いやつです。



稽古場でよく叫んでいたのは「○○○○の気持ちがわからないー!!」

こら、もっとお上品に、○○○○から○○○○に言いかえましょう。







そんな萱さん。
愛らしい萱さん。
幼女萱さん。
金髪萱さん。
ありがとう萱さん。
明日もよろしくです萱さん。









さてさてなんと明日小屋入りですってよ奥さん。
今日は最終稽古でした。稽古場に集まるのは最後…感慨深いですね。




31日から始まります。
よろしくお願いしまーす!
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2011年03月28日

善積元さん!!

きゃー
善積くん、善積くん、善積くん、善積くん、善積くん、善積くん、善積
くん、善積くん、善積くん、善積くん、善積くん、善積くん
大丈夫!覚えた!
漢字間違えてごめんなさい!

大倉マヤ
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インド、鎌倉、2/善積

image.jpeg

中野さんは福岡からやってきて、あだ名がインドで、好きなところは鎌倉です。
中野さんは中野あきさんです。
中野さんは肉食系女子です。ホルモンと妄想が好きです。
ひとりでも鎌倉にはいくことがある中野さんです。
モーニング娘。さんはクオリティーが高いんです。とは中野さんの言。
居酒屋の看板娘としての顔も持つ中野さんは、お酒片手に日々お客さんを詰(なじ)っているそうです。
なぜ中野さんはインドなのか、それは顔がインドのちいさい女の子っぽいからなんですって。
ときに狙いすましたかのような爆弾発言で皆の耳目を集める中野さんです。
中野さん・自称・江古田ちゃん。
先生、中野さんが「綾瀬はるか」で画像検索してましたー!
インドさんは今流行りのTwitterをやっているので、詳しくはそれを見たらいいと思います。以上です。
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インド、鎌倉/善積

image.jpegimage.jpegimage.jpegこんにちは。
一日更新が空いてしまいまして、楽しみにしていた方(がいらっしゃったら)すみません。
善積元でございます。
(吉積ではございませんので、念のため。)

3月31日に初日を迎えます。ということはつまり、
今日を入れてあと3日で準備はすべて、整える、
ということになります。
万全の体制でお客様をお迎えしたいと思います。

さて、書くにあたってこのブログ、いったい誰が読んでいるのか問題、
が自分の中に持ち上がっております。
誰か、いま、読んでますか?
・・・・・。
何はともあれ、中野さんを紹介します。
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2011年03月25日

続き

あ、途中で切れちゃったので、吉積君紹介の続きです。

吉積君は、独特な雰囲気の俳優さんです。
なんか、スナフキンみたいに飄々としてます。
たぶん、時間の流れが彼のまわりだけ違うのかも…ご飯食べるのも、ものすごいゆっくりだし。

ドラム、卓球、俳句、写真

吉積君に趣味を聞いたら、この4つがかえってきました。
あと20年くらいして、私が友達いなくて寂しくしてたら、ぜひ慰問に来てほしいです。
や、今でもいいんだけどさ。
なんか、年取って一人ぼっちになった時に、吉積君が卓球の相手をしてくれたり、写真を見せてくれたり、一緒に一句ひねったりしてくれたら、それは楽しいだろうなーと思って。

春になってきました
屋根の淵にそって日が沈まなくなってきました

吉積君に帰り道に一句お願いしたら、即答でこんな風に詠んでくれました。
載せないでー。って言ってたけど、なんか読み返すといい詩のような気がしてきたので、載せときます。
…俳句じゃないけど。
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吉積元さんご紹介

写真.JPG

大重さんからバトンもらいました大倉です。

なんだかいっぱい褒めていただいて、嬉しいです。
でも、安心できる役者さんだなんて、とんでもないです。安心してたら痛い目見るよー。

さてさて、次は誰にしようかなー、格好いいのに草食で甘党の伊神君にしようかなー、それともぬいぐるみハンターってか、ハンターってか、ぬいぐるみそのものじゃん!級に可愛い猪股君にしようかなー、なんて稽古中シャッターチャンス狙ってたら、吉積君とモッさんが、同じ服着てたので、吉積君にします。
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2011年03月23日

大倉マヤさんを紹介します

ismfileget.jpg萬洲くんから、ご紹介預かりました、大重です…。

文章がとにかく苦手で、どうか苦しいとは思いますがお付き合いください。よろしくお願いいたします。


萬洲くん、あなたいい風に書きすぎ!!僕はそんなにすごくない!!やめてっ!よしてっ!さわらないで……といいつつも、愛らしい雰囲気と芝居に対する情熱をもつ萬洲くんが僕は最近、とっても好きなんです☆
大好きだよ〜!
萬洲く〜ん!!
今度二人でお食事しようね!



ジエン社は今や大詰め、佳境にさしかかっています。緊張の稽古場です。役者が役を煮詰めていく姿は、本気の姿というか、何だかとってもいいんです。美しいんです。わおっ〜!って感じです。


今回で僕は三回目の出演なんです。ホンスケ先生本当にありがとう…。

出させていただく度に、とにかくフレッシュで、舞台が日に日に作り上げられる事がとにかく新鮮で……
何よりも役者の人と一緒に物をつくる事がこんなにも幸せな事なのかと、改めて感じます。


そんな中、今回ご紹介しようと思う役者さんは、大倉マヤさんです。

いや…「大倉先輩マヤ先輩」…と
もう気づいたら先輩を2つつけたくなる位、先輩です。マヤ先輩。
以前にお客様で、
「大倉さんと一緒に出演されるんですね、大倉さんジエン社に出られるんですね。こりゃ〜楽しみだ」と言われた事があります。わかりますね?それだけファンの方がいるっていう事なんですよきっと…。

大倉さんは、正直全然いばりません。
先輩だったらいばっちゃうな〜と思ったのに、全くいばりません!笑
いつもニコニコして、ホンワカしていて、そんでもって柔らかくて、実際着てる服も柔らかそうで、あとすごく前向き。これぞ役者の鏡と呼べる方なんですよ。
自然な立ち方ってすごく難しい…けどマヤ先輩はどっからどうみても自然なんです。
そしてすごくかわいらしい雰囲気があるのに、どっからともなく漂う哀愁、そして引き出しの多さには、もうすごいの一言。
演出家っぽくいうとシーンがピシッとしまるんです!
すばらしい!
「よっ!!大倉先輩、マヤ先輩!」って言いたくなります。すごく頼れて、安心できる役者さんなんです。本当はもっと沢山書きたい事があるんですが、あとは劇場にきてみなさんの目で大倉マヤさんをじっくりじっくり堪能してください!

いや〜こりゃ熱い芝居になりますよ☆
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2011年03月21日

大重わたるさん/中郷の弟さん

はじめまして!
横山くんから紹介をうけました萬洲です。本名です
ジエン社。初参加!どうかどうか宜しくお願いします!
あそこまで壮大なスケールとクオリティーで素敵に紹介されてしまうと。。本人もまんざらでもなくなってくるというか……
なんだか一皮むけた感覚に陥る余韻を勝手に味あわさせて頂きました(笑)ありがとう!
 
この度、僕が紹介させて頂く役者さんは、夜ふかしの会所属の『大重わたる』さんです!
 
 
あまりにも僕の会話のできなさ加減が今になって影響してしまったせいか、、
聞き出せた情報量が少ないことに気付いてとっさに、Wikipediaとホームページで検索して拝見させて頂いたのですが、物凄い経歴をお持ちの方でして。僕がまだ大重さんから聞き出せていない情報がわんさか記載されていたことに少しヘコんだことは…あれなので置いとかせて下さい!!
数々の舞台や映像作品、コント、ラジオのパーソナリティーなど。幅広く出演、活躍されているスゴい俳優さんです。今回こうして同じ舞台に立てることだけでも物凄く光栄なことだと改めて感じているわけなのですが、こんな僕の下手くそな文章でどこまでご紹介できるかは分からないけど是非とも僕の手で。ネットリご紹介させて頂きたい役者さんの1人でして。はい!
 
まだ知り合って日は浅いけど一言で言わせてもらうと、少年のように非常に気持ちがいい人です。真面目な会話も、下らない会話も同等に膨らますのが凄く上手で。。飽きることを許されない人だと日々感じています。
顔合わせの飲みの場で、たまたま大重さんの隣に座った初対面の僕に、第一声に掛けられた言葉が
「好きな女性のタイプは?」
と聞かれたのが今でも忘れられません(笑)
この人に嘘は言えないな〜と白状させられた気持ちになんだかなったのを覚えています。
 
 
ご本人にはまだまだ面と向かってこんなことは緊張して言えたものじゃありませんが、この場をお借りしてちょっとだけくっちゃべらせて下さい。
 
ホント勝手な思い込みでありますが、今回ご一緒させて頂く座組の皆さんの兄貴的な存在でもあります。色々稽古場でもいい意味で先が読めないというか…衝撃的というか「傾き者」というか(笑)。楽しませてもらえているし大重さんの声がしないと空気が締まらないというか。
 
そんな大重さんが今回、、(中郷の弟さん)という役を演じられているのですが。
これがもう…たまらなく切なくて嵐を喚んでいる役柄だと思います。
稽古場で目を瞑りながら大事そうに台本を詠んでいる大重さんを見かけると凄くお芝居に賭ける姿勢がヒシヒシと伝わってきて。。
僕も何かやるフリだけでもしなくちゃいかんと、探すようにソワソワしながら台本を読んでいるわけです…。
 
 
中でも中郷さん役を演じられる時、ご本人の普段の雰囲気とは裏腹に台詞を発する身体のシフトウエイトと声の強靭さには毎回見とれてしまうし半端じゃないのが一目で分かるかと思います。プロです。そして、このギャップはズルイです!
 
大重さんしか出来ない質感を、丁寧に肉厚にドライブしているというか。本番が始まる頃には凄いモノが完成していそう…
ホント見ていて泣けるほど可愛らしい役なのですよ……。必見です!
 
それと
休憩中にも喫煙所でよくお話させて頂くんだけど、役柄以上におちゃらけてくれるサービス精神旺盛な気さくな方です。
個人的に大重さんの笑った時の目が僕の中では一際印象的なんだけど。渋みのある声とは裏腹に小動物のような可愛らしい目(大重さんすみません)がチラッと眼鏡とセットでギミックとして稼働する瞬間が…。駄菓子屋の冷凍庫を必死に漁りながらアンズ棒を探しているクソガキ(ホントすみません)を彷彿とさせてなんとも…大好き。
なのです!
 
そんなこんなでご本人とまだまだコミュニケーション不足で話題になるような正確な情報を何一つ聞き出せていない自分にだんだん腹が立ってきましたね〜(汗)非常に薄っぺらい他己紹介になってしまって、、僕自身ホンマ何様だよとか思いつつも。伝わってもらえたか心苦しい限りではございますが、が。僕が今勝手に抱いている『大重わたる』さん像を遺憾なく書かせて頂いたつもり。この文章で何回大重さんと連呼したかは、恐ろしくなってきたので数えはしませんが(苦笑)許可もなく相当な数を言ってしまった自分の存在に少し自戒しつつ。
とにかく
日を重ねるごとに役者さんとしてだけではなく、同じ男としても憧れてしまう。色々とキタナいくらい魅力的な人物なのはこれからも変わらないことと思います。兄貴です!兄貴と呼んでみたい!今度呟いてみよう。
 
見逃せませんぜ〜!
 
 
 
 
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2011年03月18日

紹介萬洲通擴/横山



先日、西尾さんに紹介していただきました、横山です。



被災後、初の更新なのですが、



順番がまわってきたので、



今回は萬洲通擴(ばんしゅうみちひろ)さんを紹介します。



すごい圧力の名前ですね。本名だと本人は言いますが、どうだか。




名前なんですかね。




株式会社萬洲通擴
無敵艦隊萬洲通擴
壱岐対馬萬洲通擴
一級河川萬洲通擴
滋養強壮萬洲通擴
資治通鑑萬洲通擴
群雄割拠萬洲通擴
国士無双萬洲通擴
九蓮宝燈萬洲通擴
立直一発萬洲通擴ドラニ丁乗って跳満親6000オール



などなど



「かっこいい 四字熟語」
で検索した四字熟語たちがちんけに見えますな。



さらに


「加藤清正」より「萬洲通擴」





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むむ、「諸葛孔明」とはいい勝負だぞ「萬洲通擴」




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「菊池雄星」より断然「萬洲通擴」



ほらね。




DSC00486.JPG









名前の圧力とは対象的に、軽やかな御仁です。いい意味で。



お芝居も、春の風が吹き込むような軽やかな芝居を披露してくれること請け合いです。




DSC00496.JPG








彼の今回の役はハラという男。


この男、わけあって芝居中ずっと同じ場所に居ます。


その居方といったらもう。ああ。


乞うご期待。



と。


続けて、少し、


大変な時期ではありますが、

たまたま2011年の東京に居合わせ、

たまたま芝居をやることになった私たち、

たまたま地震に遭った私たち、

はじめからひとつになることのなかった私たち、

そしてこれからもひとつになることのない私たち、

しかし、いまここに、

ひとつの舞台が出来上がりつつあることは事実です。

あなたとひとつになるつもりは毛頭ない、

だけどあなたから離れるつもりも、やはりない。

ジエン社は私たちのものではないし、

私たちはたまたま関わっているに過ぎない。

いつかはバラバラ、あるいは最初からバラバラ

しかし、ジエン社の目指す場所は、

関わっている人間全員が見てみたい場所です。多分。きっと。

公演の日、日本がどのような状況になっているか、

分かりませんが、私たちは二ヶ月間、あるいはもっと長い時をかけて、

築いてきた場所を披露します。

どうか、何卒、よろしくお願い致します。

もちろん、関わっている人全員それぞれ言いたいことや心情、状況は違うと思いますが、

横山が一客演として今言いたいことは、とりあえずこんなありきたりのものです。

次、お願いしまーす。
posted by ジエン社ブログ at 04:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ジエン社社員日常報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「社長は社長でございって顔する」/社長

 どうも社長です。

 震災以後、大変なことになっていたりする中で、我々はありがたく、しかし多少神経質になりながら稽古を続けている日々です。

 その思いは、考えうる出来るだけかっこいい言葉を使ってとりあえずHP(http://elegirl.net/jiensha/main/archives/112)にもしたためましたが、今は、自分らの演劇が「悪」であるだろう事も思いながら、「でもやります」、というところです。

 そう、こんな時期にもかかわらず、HPのトップページでは、恰好をつけました。ああいう文章を考える時、やはり「かっこうよさ」を狙ってしまう、気恥かしさや、申し訳なさがあります。

 とはいえ、だからと言って、じやあ事務的な言葉を描けばいいのかというとそれも違う、届かない、どころか、「何か批判的な物をかわすための、とりあえずの生贄かよ、言葉は」とか思ってしまったりする。
 こういう時にベストな言葉は何があるのだろうか、というのは、本当に悩みます。

 とまあ、このブログでは、『ツイッターよりもかしこばるが、HPよりは柔らかな文章』をつづり、今ジエン社という劇団では何を考え、どんな思いで物を作っているのかを、書いて行く場にすればよいのだろうなあと思っています。

 引き続き、公演参加者によるチェーン役者紹介やら、ダイエットに励む日記や美味しいご飯を紹介するもよし、「水だけでお腹を膨らます方法」や、「空想の力でパンを生み出す術」とかがあったら、是非掲載していただきたい。とりあえず主宰は、今市井に食パンが売られていないため、飢餓の恐怖におびえています。パン、バナナ、牛乳がないと、どうにも落ち着かないのです。

・・・・・・・・

 さて、震災後の「不謹慎」や「演劇をやってよいのか問題」について、あまり恰好のよくない言葉で、もう少し考えてみたい。

 私達は残念ながら「芝居をしなければ死ぬ」と言うほど、生活力や生命力がないわけではなく、油断すれば器用に生きれてしまう。「じゃあしなくてもいいじゃん」という声なき声が、稽古場に向かう自転車の背中やお腹に、すんすんと入ってきたりしていて、つくづく「悪」でいる事は大変だなあ、と思ったりします。

 私達は、たしかにある何かを信じて演劇や表現をやろうとしていますが、その信じるものと言うのは、結構簡単に論破されてしまう物でしょうし、そんなもの大事にするよりもっと大切な物があるぞばかやろう、という罵声で、一気に崩れてしまう種類の、いわば迷信のような感じです。

 ふと、トマスアクイナス、という人の事を思い出しました。僕も詳しく読んだ事は無く、保坂和志さんの評論などで引用されているのを数度見かけただけなんだけれども、トマスの奴は、聖書を、あるいはキリスト教というものを、すごく真剣に考える……ただ、宗教というやつは、どこかぶっ飛んでいて、とてもマトモに解釈しようとすると、矛盾やおかしな所が満載だったりする。近代的な解釈では、どうしても不合理な箇所も多くなってしまう。

 でも、トマスは「でも信じます」という態度で、これらと戦う。丹念に聖書を読めば読むほど、丹念に神を信じれば信じるほど、無理があって、「でも、信じる」。

 盲信とか、思考放棄とか、そう言うんじゃないのは、その本の分厚さや、その告白のすさまじさを読めば、分かるような気がする……といって、ちゃんと僕は読んでいないのだけれど。

 僕らの演劇も、そのようになすことはできないだろうか。

 冷静に突きつめれば突きつめるほど、僕らの今やっている事は、電力をくい、間接的には被災地へダメージを与えている。
 今こうして居る間にも、確実に他者を苦しめている。僕たちの活動は、誰かの迷惑だ。もっといえば、私の存在は、誰かの迷惑である。

 そのことに、僕らは、自覚的でもある。自覚的な割に、鈍感でもある。鈍感だからこそ、今日も稽古が出来た。口では、かっこうをつけて、被災地の方の事を思ったり、演劇の正しさを言える。その一方で、良心として、被災地の事を思いめぐらすだけの想像力はありながら、あえて鈍感になって、都合よく解釈して、演劇をやる根拠としている。

 悪ではないか。
 悪であるよ。
 私は、悪に違いない。
 社長であり、公演責任者の私は、悪の親玉であろう。
 証拠に、私は稽古場でよく笑う。ニヤニヤ笑う。笑うのは、悪の親玉によくある話だ。
 
 トマスは、地獄に落ちてもいいのであなた(神)を信じます、的な事をなんか言ってたような気がした、たしか。

 私達は「悪」であり「不謹慎」である事を、自覚しながら、それでも演劇をなす。
 
 僕がトマスを「なんかすげえな」と思ったのは、なんだろうな、やはり「狂っているなあ」と、その引用箇所を読んだ時正直そう思った。普段からこんな事、ずーっと考えているのか、すごいな、と。

 分厚い感じがするのです。分厚い、こう、分厚い。分厚さに、人は、「じゃあしょうがねぇや」と思うことだろう。あ、その「しょうがない」こそ、僕が普段から言っている「仕方がない」なのかもしれないと、書いているうちに思ったりした。

 何の話をしていたんだったけ。
 
 話題を変えます。

 私たちは結構早い段階で「東京が大震災に遭ってガレキに埋まろうとも、演劇を続けられるような体力や哲学を持ちたいものだのう」といった内容の事は結構前から言っており、F/T11の公募プログラムの書類にも、今後の劇団の見通しでそういう事を少し書きました。(詳しくは→→http://www.lightbluesky.net/uploader/src/2564.pdf)ただ、その時考えに及ばなかったのは、「災害や世界の不条理で、自分が被害者になる事ばかり考えて、他人が被害者になる事は考えてなかった」という事、もっといえば「自分が被害者になると言う事は、観客もまた、被害者になっている可能性もあると言う事」だったなあと、今思うとそう思う。

「自分が被害者になっても演劇をやるぞー!」というのは、チト幼稚で能天気だったなと、あのころの私に戻って私に言いたい。セブン上司のように枕元に立って「キミキミ、演劇は観客と言う物が居ないと成り立たないのだぞ」という言葉をかけてやりたい。あの頃の私は、観客よりも、自分の作品性とか作家性とか、そのへんの俺俺だったのだろう。俺俺の、オレまみれだったのだろう。他人もすべて、オレになって、無数の俺俺達が、増殖し、気づまりになり、殺し合いになり、殺到したりするっていう……星野智幸さんの小説『俺俺』な状態だったのかもしれない。

 観客がいる。それは他人なのだ。他人のつらさが、想像できない分、僕は怖い。僕のつらさは、分かっているから、どうでもよい。ただ他人のつらさは、計れない。だから、怖い。

 今回、「観客の安全」というものを、すごく突きつけられた。苦しんで、考えた結論は、「ジエン社のお芝居は、ディズニーランドのくるお客様とは違い、自分の判断で何かをつかみ取っていく観客の皆さまなのだ。だから、安全というものを100%を僕は背負わず、99.95%だけ背負えばいいのだ!」という事だった。

 今、お芝居を見ると言うリスクを、観客のせいにしてしまう作戦である。

 それだけで大分楽になった一方、それって、例えばジエン社に百万人お客さんが入ったとして、500人は目の前で死に行くお客さんを見捨てるって事なんだろうか。

 それに、もっと言えば僕は今お客さんに「自己責任」を背負わせようとしているのではないか。

 一時期「自己責任」という言葉がにぎやかに流行した事があった。今回のお芝居でも、「自己責任」という言葉は、否定的なニュアンス(本当はそんなニュアンスではないけど)で俳優に言わせている。

 それは、そうだろう、と思う一方、いや、本当にそれは、どうなんだろうか、という所でもある。実際に今回は余震もまだ続いているし、観客席でお客さんが生き埋めになる可能性は、0.005%くらいはありそうだ。
 そうでなくても、停電のためお客さんが日暮里から帰れなくなるということだって予測できる。観客の方に迷惑を被らせてしまう事だって考えられるのだ。

 これらについて、僕は「観客の自己責任でいいじゃん」という、悪の考え、悪の思考で乗り切ろうとしている――これは恐ろしい事だ。私は人の命を軽んじる、最低最悪の――魔王だ。

 だけど、しかし、それでも、僕は演劇をすると思います。
 今、稽古場で作っているものは、「でもやります」に相応しい、分厚さになって、いるならば。
 分厚さ……自分で言うと、薄っぺらくなる感じがしますが……
 否定的に見る方でも、充分な「分厚さ」になるべく、とにかく、しかたなくさせるべく、やっています。心がけています。

 演出も、だから、分厚くなくては。しかたないって思わせなければ。圧倒的な何か、でなければ。

 長くなりました。もっとライトな文を書いて、このブログにもっといろいろ書きやすい環境にせよ、という演出助手からのお達しにもかかわらず、こう、文が、重いとね、「やっぱ非常時だから気を遣っているんだなあ」と思われてしまう。
 や、そんなこんなで、まあこのブログには相変わらず俳優たちのこまごまとした記事が載ると思いますが、だから、なんだ、僕たちは、あの、だからあれです

 ああ、もっと気楽な事を書けばよかったと思ったが、後の祭り、目の前の日常である。演出席に置いてあったのど飴をパクパク食べていたら、演出助手の吉田に「それは俳優さんの分なのですが……」とたしなめられたこととか、演出席に置いてあったクラッカーに手を伸ばそうとしたら、すっと吉田に遠ざけられた、とか、そういう事を書けばよかった。

 だから、ああ、なんだ、あーあーあー

 
 今後もどうぞよろしくお願いしますという、そういう事が言いたいのです。

 
posted by ジエン社ブログ at 02:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 社長・本介さんが疲れた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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